パラジウムについて


パラジウムは貴金属です。そして、パラジウムは白金族金属の一つもあります。パラジウムはさらにレアメタルの一つとしても位置づけられています。パラジウムは、プラチナのように銀白色の金属です。

パラジウムは、過去には主として歯の治療で用いられる合金(金銀パラジウム合金など)等として利用されていたようですが、各国の排ガス規制強化を背景に自動車触媒としての需要が急増しました。近年では中国などの一部で、高純度のパラジウムを使った「パラジウム宝飾品」が作られたりもしているようです。(このパラジウム宝飾品の需要もあり、2005年にはパラジウムの需要の2割が宝飾品用だったようです。)

その他のパラジウムの利用としては、石油化学用触媒剤や電気・電子工業用部材などとしても用いられているようです。また、パラジウムはプラチナの割金としてもよく用いられるようです。

ところで、自動車触媒というと、ガソリン車についてはプラチナからパラジウムへの変換が進んだようですが、ディーゼル車では依然としてプラチナが主流のようです。

パラジウムはTOCOM(東京工業品取引所)での上場商品になっています。白金族金属としては、プラチナ(白金)とパラジウムだけが、TOCOMの上場商品となっています。

パラジウムの産出国は南アフリカとロシアで、パラジウムの総供給のほとんどを占めています。ですので、産出国の事情によりパラジウムの供給に混乱が生じる場合もあるようです。

パラジウムの化学的な概要としては、白金族(ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金~プラチナ~)の中では、最も耐酸性が弱いようです。パラジウムの原子番号は46で、元素記号は「Pd」です。




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